精子の量を増やす方法
人間が1回の射精で排出される精子は約1.0ccであるとされ、日本人の平均的な射精量は3.0~5.0ccであるといいます。快感が大きければそれだけ多くの精子を排出するものですから、精子の量を増やしたいと願うものですが、そのためにはどうすればいいのでしょうか。それにはいくつかの方法があります。
禁欲はどうか
もっとも単純な方法は禁欲をすることです。精子を排出せずに貯めておくと言う事ですね。年齢にもよりますが、3~4日の禁欲で精子は満タンになります。そして排出すると当然射精される量は増えることでしょう。
しかし、これはオススメ出来る方法ではありません。なぜならば古い精子をいつまでも留めておく事は新陳代謝の観点から見ても好ましい事ではないからです。
亜鉛を摂取する
そこでおすすめしたいのは亜鉛を摂取すると言う方法です。
精子と亜鉛は深い関係を持っており、アメリカでは亜鉛の事をセックスミネラルと読んでいるほどです。精子の中には高濃度の亜鉛が含まれていることからも、その関係の深さが分かります。
亜鉛濃度が低いと精子の量は減り、運動量は低下します。逆に亜鉛濃度が高ければ精子の量は増え、運動量も増す事が分かっています。
食品やサプリメントから亜鉛を摂る
亜鉛を摂取できる食べ物としては、牡蠣がおすすめです。その他にはレバー、ごま、たまご等が挙げられます。1日に必要な亜鉛の量は10~12mgとされていますが、亜鉛の含有量が圧倒的に多い牡蠣では、3粒食べることで10mgの亜鉛を摂取する事ができます。
しかし現実的に、牡蠣を毎日食べ続けるのは難しいでしょう。年間をとして食べ続ける事は、旬の関係からも難しくなります。
その場合に役立つのが亜鉛のサプリメントです。サプリメントの方が牡蠣よりも亜鉛が多く、手軽で、安いため継続しやすいです。
亜鉛のサプリには種類が色々あります。ドラッグストアでも様々な商品が販売されていますし、インターネットで検索しても色々な商品がヒットします。
多くの亜鉛サプリが、それを服用するだけで1日当たりの摂取目安を十分に賄う事が出来ます。性生活が充実していて射精の回数が多いと言う人は、1回の射精で6mgの亜鉛が排出されていることから、どれくらいを補給してやればいいのか計算するといいでしょう。
日々サプリを飲みながら、食材にも摂り入れて行けば、亜鉛が不足する事はないでしょう。
ちなみに、亜鉛不足は精子の減少だけではなく味覚障害なども引き起こすので、是非とも避けたいものです。