強壮強精酒

強壮強精酒として愛用されてきたお酒

強精とは、文字どおり精力を強めることをいいます。

mamushi老年期にさしかかると精力が減退するのは、老化現象のひとつとして自然のなりゆきなのですが、

人間は、下半身の衰えや視力・記憶力の減退などに対して、昔から強精の酒や薬を追い求めてきたわけです。

本日は、日本で昔から強壮効果、あるいは催淫発情効果有りとして、愛用されてきた日本古来の強壮強精酒について話して見たいと思います。

 

まずは、何と言っても、よく知られた「マムシ酒」があります。普通のマムシ(蝮)とアカマムシが使われ、どちらが効くかにつきましては意見のわかれるところですが、

やはり見た目の赤が毒々しい分だけアカマムシの方に軍配は挙がるようです。

マムシの強壮強精効果

マムシには強壮強精力を高める特有のペプチドやS-S結合を持った活性成分が認められていますので、確かに効果があります。

usagi
マムシの体から抽出したエキスを、筋肉に注射したウサギと注射していないウサギについて、それぞれ筋肉の運動や疲労回復などを見た実験では、明らかに注射した方に活性が見られた。(大手蛇酒研究所の実験報告)ということです。
mausu

また、別の実験では、雄のネズミやウサギにマムシエキスを毎日投与するグループと、投与しないグループを創り、それぞれに雌を混ぜて飼育すると、交尾回数や子供の数に際立った差が見られ、マムシエキスの投与効果が明らかになったということです。

やっぱり効くんですねぇ。

男性の生殖器の象徴

マムシ酒だけでなく、沖縄に行きますと、ハブ酒というものがありますが、やはり互が毒蛇というところに神秘的な精力の強さを感じるのでしょう。

hebiまた、蛇の頭部は昔から男性の生殖器の象徴となってきました。
それは古代の生殖器崇拝の遺風で、そんなところからは蛇は女性の弁財天の使いとされ、よく弁天様の絵の膝もとに蛇の絵が描いてあるのはそのためなのです。

江戸時代後期に上田秋成が書いた「雨月物語」の「蛇性の婬」にあるような話は、昔はよくあったのです。

benzaiten他にも、若い草刈女が野外で尿意をもよおしたので用を足していたところ、蛇が陰部に入ってきて立てなくなってしまった話や、娘が山で昼寝をしていたところ、やはり蛇が急所に入ってきて死んでしまったといった話があります。

しかし、いくらスケベの蛇であったとしても、別種の巨大動物である人間の生殖器に興味を持ったり興奮したりする訳などあるはずがありませんから、これはきっと若い女性たちに不行儀をたしなめるための作り話なのでしょう。

もしくは、そればかりではなく、やはり【 蛇 → 男根 → 陰門 → 合体 】といった催淫願望もあってのことなのかもしれませんね。

ペニー教授とにかく、蛇は精力発揚の憧れであり、

それを催させる成分が酒のアルコールに抽出されてくる訳ですから、
それは蛇酒に興味を示さない男性はいないですよね。

「マタタビ酒」も日本古来の強壮酒であります。マタタビは、身近な野山に自生する強壮強制剤でありますので、昔の人たちはこれを採ってきて酒に漬け込み、体力維持や疲労の回復に使ったのです。