気になる亀頭の大きさ
ペニスの内部の構造
ペニスの内部の構造は、左右に対になる形で陰茎海綿体があり、その下側には尿道海綿体があります。合計3本の海綿体から構成されており、海綿体の中には尿道がとおっています。
海綿体は体内の会陰部から出てペニスの先端まで続いています。そしてペニスの大半は海綿体からなっています。亀頭を形作っているのも尿道海綿体です。平常時と勃起時の海綿体の内部は、静脈洞が密集してスポンジ状になって蛇行しています。
副交感神経を通じて陰茎深動脈からの血流が調節されています。そして性的興奮や生理現象によって静脈洞に流入する血液が多くなると、海綿体は血液で満たされて膨張し、固くなります。これが勃起と言う状態で、ペニス全体が膨張して固くなります。このとき最も硬くなるのは陰茎海綿体であり、尿道海綿体は比較的柔らかいです。
亀頭
亀頭とはペニスの先端部分にある、太さが違う部分です。尿道海綿体が陰茎の先端で太くなったもので、皮膚のすぐ下はもう海綿体が存在しています。
亀頭の皮膚は非常に薄いものです。尿道海綿体に癒合しています。亀頭の皮膚と皮下には感覚受容器が発達しています。このため性行為の際には他の部分に比べて極めて敏感な部分であるため、敏感すぎる人は射精が早くなります。
亀頭の役割
なぜペニスの先端にこのような柔らかいものがついているかと言う事ですが、亀頭の役割は丸みを帯びた形をすることで、女性の膣の中へと入り込みやすいようになっているのです。
亀頭が適度な柔らかさを持っていることで、膣に挿入する時にクッション代わりとなってくれます。また、亀頭は本体より太いため、女性器で快感を感じる部分、つまりGスポットやPスポットを刺激する事も出来ます。亀頭が太く大きい男性は、女性に強い快感を与えることが出来ます。
亀頭の太さと引っかかり感
女性に快感を与えるために大切なのは、亀頭の太さと膣内での引っかかり感です。一般的にペニスの大きさと言うと長さを表すものと思えますが、実際には女性を喜ばせるのは亀頭の太さです。
いくら長く、一見立派にみえるペニスでも、亀頭に張りがなく小さいようでは、女性にとっては痛みも生じるし、引っかかり感も感じられず、嫌われる傾向にあります。太く大きな亀頭を持っていれば、体位を変えることで当たりどころを変えたりと、女性に快感を与えることが出来ます。
亀頭の理想的太さ
日本の成人男性の、勃起時のペニス本体の平均的な太さは40~45ミリとされています。そしてこの平均の太さにプラス直径6ミリの太さが、亀頭の理想的な太さとされています。
サイズには個人差があり男性によっては亀頭と本体がほぼ変わらない人や、本体よりも細い人がいます。そのような男性は亀頭を太くする訓練を行う事で亀頭を大きくすることが出来ます。